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[Xen-japanese] Re:PCIパススルー環境に関する質問

菅野さん 島田さん

田中です。お手数おかけします。
おかげさまでNICのパススルーに成功しました。

設定ファイルにはaccess_controlの定義はありませんでした。
どうやら島田さんのご指摘どおり、CentOS付属の仮想化 (Xen)パッケージを インストールしていたのが原因だったようです。Xen 3.3.1をmake する前にXenの動作を 確認しておこうと付属のパッケージをインストールしたのが裏目に 出ました。

仮想化パッケージを選択せずにCentOSの再インストールを行い、
あらためてXen 3.3.1をインストールしたところ、アクセス制 御のエラーは
出なくなりました。

動作確認のため、ゲストはUbuntu 8.10(x86)をライブCD として使用し、 内蔵のNIC(Intel 82566DM-2)をゲストに割り当てる よう設定してHVMドメインを
起動しました。

ゲストでlspciを実行すると以下のように表示され、実デバイ スが認識されています。

00:06.0 Ethernet controller: Intel Corporation 82566DM-2 Gigabit Network Connection (rev 02)

しかし、最初はネットワーク接続が無効となっており、通信できま せんでした。
dmesgを見ると割り込み関連でエラーとなっていました。

[   64.320855] 0000:00:06.0: eth0: MSI interrupt test failed!
[ 64.322342] 0000:00:06.0: eth0: MSI interrupt test failed, using legacy interrupt.

そこで、
http://wiki.xensource.com/xenwiki/VTdHowTo
を参考に、grubにオプションとして「msi=1」を追加し たところ、割り込みのエラーが
消え、ゲストから実NICを使って通信ができるようになりました。
(最新のUnstable版ではmsi=1がデフォルトになってい るようです)

すぐ試せるデバイスが他にないのですが、何か用意できれば
他のPCIデバイスでも検証してみたいと思います。

On 2009/01/16, at 18:52, Yuji Shimada wrote:
田中さん

CentOS 5.2を使用して試したところ、Unstable版ではカーネ
ルパニックになってしまったので
Xen 3.3.1を使用してなんとかドメイン0の起動までできま した。
ただ、別の問題が発生しており、「xm create xxx.hvm」を実
行すると
ACMError: Policy file '/etc/xen/acm-security/policies/-
security_policy.xml' not found.
というエラーが発生します。

CentOSはどのようなインストールを行いましたか?
もし、フルインストールまたは仮想化のパッケージをインストー ルしているなら
仮想化(Xen)パッケージが悪さをしている可能性があります。

以前、私がCentOSのフルインストールを行ってからXen 3.2.0をインストールし、
xmコマンドを実行したところ、同じエラーが現れました。
再度、CentOSのデフォルトインストールを行い、以下の パッケージのみを (yum installコマンドにて)インストールし、Xen 3.2.0 をインストールし直した
ところ、問題なくxmコマンドが使用できました。
・gcc
・binutils
・make
・openssl-devel
・python-devel
・gettext
・xorg-x11-proto-devel
・glibc
・glibc-headers
・python
・zlib-devel
・pciutils
・iproute
・bridge-utils
・udev
・ncurses-devel
・dev-86
・glibc-devel

※必要なパッケージは変更されている可能性があるので注意して ください。 ※CentOSのインストールの際、仮想化パッケージが選択さ れていないことを
 必ず確認してください。

よろしくお願いします。
以上です。

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田中 俊光
t_tanaka@xxxxxxxxxxxxxxxx
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